歯周病: 歯周病の治療そして歯周病治療後の管理---予防歯科型の口腔の健康管理を実践してみましょう!

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歯周病: 歯周病の治療そして歯周病治療後の管理

—予防歯科型の口腔の健康管理を実践してみましょう!

 

歯周病:歯周病の直接的な原因 (歯垢、バイオフィルム、歯石)

食事をして、細菌がそれを栄養として歯の周りに塊となって

くっついているものが歯垢です。歯垢が長時間留まって、

膜のようなものを作り、歯の周りに強固にくっついているものが

バイオフィルムです。歯石は歯垢が石灰化したもので、

歯の周りに石のように硬くくっついています。

バイオフィルムと歯石は歯科医院の専用の器具でなければ

取り除くことができません。

このバイオフィルムと歯石をできるだけ

長い間歯の周りにつけておかないようにするために

歯科医院での予防歯科が大事です。

いうまでもありませんが、歯垢の段階で取り除く、

つまり毎日の歯磨き=家庭での予防歯科が一番大事です。

そのためには、適切な歯ブラシ、歯磨き剤の選択、

そして方法を知ることがとても有効です。

コロナで口腔内の悪化が危惧されています。

適切な処置で歯周病の悪化を防ぎましょう!

 

歯周病:歯周病の間接的な原因

歯垢などのほかに、歯周病を悪化させる

間接的なリスクファクターもあります。

それは歯並び、悪い噛み合わせ、悪い習癖、不適合な差し歯などの

局所的なリスクファクターと、ストレス、運動不足、

喫煙、食習慣、睡眠不足、肥満、遺伝、飲み薬の影響などの

全身的なリスクファクターに大別されるかもしれません。

歯周炎のケアには直接的な原因を取り除いていくことが

まずは最初ですが、

全身的なリスクファクターも減らしながら改善していくことが大事です。

ただ、なかなか生活習慣などは変えられないですよね。

 

歯周病:オーラルケアグッズの選択

歯周病やむし歯予防には、

毎日の歯みがきが大事なことは誰もが知っている事だと思います。

その中心が歯ブラシと歯磨き粉です。

歯ブラシ選びと同様に歯磨き粉選びも難しいと思います。

効果の違い、歯茎の状態にあったのはどれかなどといった点で選ばず、

好みの味や手に入りやすいなどの点で

歯磨き粉を選んでいる場合も多いと思います。

まきひら歯科クリニックでは、歯周病の患者様には

ジェルコートFを毎日の歯磨きジェルとしてお勧めしています。

(おすすすめしているのはこれだけではありません。)

インプラント治療をされている方にはインプラント専用のジェルコートIP

オススメしています。デンタルリンスも日々のオーラルケアに加えることで、

より歯周病予防の効果を発揮します。

 

ジェルコートIP  予防歯科

 

 

コンクールFはクロルヘキシジンを含でいるため殺菌効果が

あり歯周病予防に有効です。まきひら歯科クリニックでは

診療前に患者様にこのコンクールFでうがいをしていただいています。

リペリオは歯肉を活性化するための製品です。

歯肉マッサージの際に利用しています。

様々なオーラルケア製品が市販されています。

一般的にはドラッグストアで様々なものが取り扱われていますが、

なかには歯科医院専売のものもあります。

ご自身にあった製品を選び、

日々のオーラルケアの効果を高め、歯周病の悪化、重症化を防ぎましょう!

 

歯周病: 歯ブラシ選び

食事をして、細菌がそれを栄養として歯の周りに塊と

なってくっついているものが歯垢です。

この歯垢をできるだけ長い間、

歯の周りにつけておかないようにするために

いうまでもありませんが毎日の歯磨き=家庭での予防歯科がとても大事です。

歯周病予防、むし歯予防は日々のオーラスケアからはじまります。

そのためには、適切な歯ブラシ、歯磨き剤の選択、

そして方法を知ることがとても有効です。

歯ブラシの選択は難しいですよね。

当院ではルシェロ(GC株式会社)の歯ブラシ診断を行っています。

ご興味のあるかたはお気軽にご相談ください。

 

歯周炎の急性発作

症状は、痛み、歯茎の腫れ、噛むと痛い、歯が浮いた感じがする、

歯がぐらぐらする、歯茎の色が違うなどなどです。

原因は体調不良や疲労などいろいろですが、

歯周病の病状を放置しておくと、この急性発作を起こしやすいです。

治療は、まずは、炎症を鎮める急性期の対応を行います。

最近、上記のような症状で来院されるかたが増えて来たかもしれません。

年末も近づき、忙しい時期がやってくると思います。

また、新型コロナとインフルエンザの同時流行も危惧されています。

感染症の入り口の一つは口腔です。全身の健康、口腔の健康を維持し、この難局を乗り切りましょう!

 

歯周病:縁下の歯石とり(SRP: スケーリングルートプレーニング)

SRPとは、スケーリングルートプレーニングのことで

歯周病の原因を取り除き、可能な限りきれいな滑沢な歯面を取り戻し、

歯周病の悪化を防ぐ歯周病の初期治療のことです。

縁上歯石は超音波スケーラーという器具で主に取り除きます。

縁下歯石は当院では各種グレーシーキュレットという専用の器具を使って

取り除いています。

縁下歯石を取り除く際には歯茎の中にこのグレーシーキュレットを

いれるため、処置時、処置後に少し痛みが出ることがありますが、

一般的には時間とともに消退します。

また、歯面を滑沢にするため知覚過敏の症状が少しでるかたもいらっしゃるので

当院では知覚過敏用の歯磨き剤を使用していただいたり、

フッ素塗布などを行っています。

滑沢になった歯面に歯肉の再付着を期待します。

SRPが必要な中等度以上の歯周病治療には回数がかかります。

 

歯周病:SPT

歯周炎の治療は、はじめに検査、診断から始まり、

歯肉の上の歯石とり、その後必要なら歯肉の下の歯石とりへと進みます。

その際、ステップごとに検査が入ります。

さらに、重度の歯周病の患者様は歯周外科を行うことがあります。

歯茎の組織が安定すれば、SPTというメインテナンスの段階へと進むこともあります。

SPTとはSupportive Periodontal Therapyの略です。

歯肉炎、歯周炎の治療の終わった後も日常の適切な歯磨きを

行うと同時に歯科医院での定期的な歯垢や歯石の除去など(専門的なケア)を行い、

歯周病などの再発を予防していくことです。

今は、悪化することを予防する予防の時代です。

SPTの考え方やその保険制度への導入は、

こんな時代だからこそ実現したのだと思います。

歯周病重症化予防という保険制度も最近始まりました。

保険改定で、予防歯科に関する変更がありました。

歯周病重症化予防と呼ばれるものです。

歯周炎、歯肉炎は油断すると悪化しやすい病気です。

常にメンテナンスの必要があります。

その代表は、自己による日々のブラッシングです。ホームケアと呼ばれ、

これがもっとも重要な予防歯科です。

さらに、時々、歯科医院で行うプロフェッショナルケアもメンテナンス(予防歯科)

の方法のひとつです。ホームケアとプロフェッショナルケアの組み合わせによる

オーラルケアがとても重要です。歯周炎が安定している患者さまも、

定期的なプロフェッショナルケアを保険で受けられるようになったのが、

今年の保険改正による歯周病重症化予防というものです。

歯周病重症化予防に関してはお気軽にお問い合わせください。

 

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