むし歯
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むし歯について
むし歯について記載します。
むし歯
昭和に子供時代を過ごした世代は、令和では中高年です。この方達のむし歯(虫歯、う蝕、カリエス) 罹患率が高いです。令和の子供たちのむし歯は減っています。このまま世代交代となれば将来、中高年のむし歯は減るでしょう。
歯冠と根面のむし歯
超高齢社会の日本では、根面のむし歯が増えています。8020運動の成果で高齢者の口の中に残っている歯が増えました。そのため、根面のむし歯が増えていると言われています。歯冠のむし歯と根面のむし歯の原因菌が異なります。また環境因子やリスク因子などもそれぞれだったり共通だったり、多因子で複合的で複雑です。
フッ化物配合の洗口液
日本でも承認され販売されています。
フッ化物配合の歯磨剤
最も現在エビデンスが高いむし歯予防方法は、1日2回以上のフッ化物配合の歯磨剤によるブラッシングです。1,000 ppm以下のフッ化物配合の歯磨剤が一般的でしたが、2017年3月以降は、最高濃度1,500ppmまでのフッ化物配合を歯磨剤に配合できるように厚生労働省によって承認されました。まだ知らない患者さんも多いようです。ただし、出生から8歳までの間のフッ化物の継続摂取はフッ素症のリスクが高くなることが報告されているため。幼児期と小児期に推奨されるフッ化物濃度は低く抑えられています。
セルフケア
むし歯の発生の原因を減少させるためにはやはりセルフケアです。
- 食生活にきをつける
- フッ素の応用
- ブラッシング
- 再石灰化の促進
- 唾液のpHコントロール
- 咀嚼による唾液分泌促進
- 象牙細管の封鎖
プロフェッショナルケア
むし歯発生の原因を減少させるために、バイオフィルムの除去を目的とした日々のブラッシング(セルフケア)が重要です。セルフケアでうまく管理できない場所は、プロフェッショナルケアでカバーする必要があります。我々もプロフェッショナルケアの際に、健全な歯質、歯肉組織を傷つけるオーバーインスツルメンテーションにならないように気をつけています。
予防歯科について
予防歯科についてはこちらをご覧ください。