2018/11/28
CAD/CAM冠が小臼歯の補綴治療に適応となって数年がたちます。
多くの患者さんが、金属より白い歯を選択されます。
最近、一部は、歯科用金属アレルギーの症状がなくても大臼歯にも許可がでました。
従来は、金属の冠で治療していました。
金属の冠を最終的に調整後に歯にくっつけるセメントは
優れたものが開発されてきたため、そんなにすぐに外れることはありません。
レジン系のセメントといいます。

CAD/CAM冠用高強度ハイブリッドレジンブロック
CAD/CAM冠は、写真のようなブロックからコンピューター制御された機械で
切り出されます。この材料は、もちろん金属ではなく高強度ハイブリッドレジンブロックといいます。
金属冠の合着に使用していたセメントを安易に利用しても長くしっかりとくっついた状態を保てません。
内面は、サンドブラスト処理し、その後、酸処理やセラミックプライマーという処理を行います。
歯の側にも歯面処理剤で処理したのちに、最終的にセメントを利用して冠と歯をくっつけます。
セメントと相性がいいように、冠の内面と歯の表面を専用の薬液で処理するということです。
一例ですが。
ステップが多いため、処理は複雑で慎重に行わなければなりません。
セメントだけでは、十分な合着力が維持できないということです。
つまり、CAD/CAM冠の装着には、前処理がとても大事なのです。
当院も、適切な処理材とセメントを使用してCAD/CAM冠を歯に合着しています。
—福山市の福山駅から徒歩5分の歯医者—
まきひら歯科クリニック
歯科、小児歯科、歯科口腔外科
広島県福山市三之丸町7-21–101
電話予約: 084-961-3957
ウェブ予約: apodent (外部サイト)
https://v2.apodent.jp/app/entry/707/mkhrdc/
診療時間:
平日 9:30-13:00, 14:30-19:00
土曜日 9:30-13:00, 14:00-17:30
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